泥んこまみれが新鮮!大人も子供も大満足の田植え体験!
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初めてだって大丈夫!
田植えって、なかなか体験できるものじゃないですよね。「初めてだけど大丈夫かしら?」なんて不安に感じる方もいると思いますが、JAスタッフさんが説明もありますし、サポートもあるので安心。苗を何本位、植えたらいいのかも教えてくれます。
埼玉県オリジナルブランド「彩のかがやき」
この日は、埼玉県オリジナルブランド「彩のかがやき」をみんなで植え付け。平成4年に交配され、育種期間を経て平成14年に誕生したお米。10年もかかるんですね。食味の良い品種コシヒカリ系の「祭り晴」と病害虫に強い品種ササニシキ系「彩の夢」を交配した、晩生の品種で減農薬栽培に向いているそうです。農家さんにも環境にも、私達消費者にも優しい品種ですね。
ただ植えるだけじゃない
昨年も参加したリピーターさんは、苗を植えるだけでなく、昨年の経験を活かして参加者に苗を配ったりとてきぱきと動いてました。田植えって団体競技ですね。「疲れた~」と言いながらもせっせと動く高学年の参加者。頼もしいですね!田んぼには沢山の生き物が住んでいて、虫取り網持参で、初めから生き物目当てのお子さんもいました。田植えには飽きてしまいそうな小さなお子さんでも、泥んこになったり、生き物を追いかけてみたり、田植え体験にはそれ以外の楽しめる要素が沢山あるので安心して参加出来ます。
激レア!!田植え機操縦体験も!!
見て下さいこの真剣なまなざし!まさかの田植え機も操縦体験出来ちゃうんです!レアですよ。もちろん農家の私でも未経験。JAスタッフさんが付き添いのもと、体験できるんです。みんな乗ってみたいですよね。めちゃくちゃ人気で女の子も男の子も列になって順番待ちをしていました。「難しかったけど楽しかった!」と体験した子は嬉しそうに答えてくれました。
深谷良いとこよっといで!!
皆さんに参加のきっかけを伺ったところ、元々公式LINEや直売所・深谷テラスパーク等においてあるチラシでイベントを知ったそうです。中には、埼玉ファンがいらっしゃいまして、「ディスカバー彩の国」というラジオを愛聴してらっしゃって、私より埼玉県情報が詳しくて驚きました!「近くて良いところ」だという声は多数!「秩父の旅行帰りによって深谷が好きになりました」という声も。「直売所も食材が新鮮で安い!」「まだ三回目だけど、深谷が好き。また来てみたい。」等、嬉しいですね。体験後には、「田んぼは近くにあってもなかなか田植えを体験できるところはない。親子で体験出来て良かった。」や「泥に戯れる事が出来て子供に貴重な体験をさせることができて、参加してよかった。」、「コロナで学校の田植え体験が出来なくて、今日出来て良かった」など皆様大変満足された様子でした。ある方は「前回は下の子を抱っこしながら田植え体験しました。その子が一緒に体験できる日が来て、また、美味しい豚汁が食べられて嬉しい!」という声も。
田植えをおえて
JAスタッフさんにお話を伺うと、今回の開催は正直不安だったそうです。昨年コロナが落ち着きイベントを再開したものの、参加人数が少なかったようで、今回も少なかったらどうしようと…。しかしあっという間に定員を上回る大盛況ぶり。お天気にも恵まれ無事開催。スタッフ総出で準備した、おにぎりや豚汁、もつ煮も大好評!「みんなの楽しく食事している姿を見て、用意した甲斐があった。地元の野菜やモツ等を使っているので、地元の味を味わってもらえて嬉しいです!」と配膳係をしていた若手スタッフが話してくれました。今回はJA花園主催「田植え・稲刈り体験 おコメ作り隊2023」田植えイベントの模様をご紹介しました。米作りを通じ、農業の素晴らしさや楽しさが感じられるイベントで、皆さんの笑顔が印象的でした。2023年の「おコメ作り隊」の募集は終了しておりますが、他にもJA花園主催のイベントが沢山あるそうなので、是非ホームページをチェックしてみて下さいね。
今回のイベント概要
イベント名:「田植え・稲刈り体験 おコメ作り隊2023」
「農業の素晴らしさ楽しさを感じてもらいたい」をコンセプトに、農業体験を通じてお米の知識や食育を学ぶ機会として田植えから稲刈りまで体験する企画。
主催:花園農業協同組合(JA花園)
開催日…全2回(6/24(田植え)、10/21(稲刈り))
今後の企画については下記ホームページでご確認下さい。
取材・執筆:VTPライター 橋本梢