きゅうり使いと発酵の力を知る「オイキムチ漬け教室」大盛況!イベントレポート
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野菜で笑顔になる教室
夏の日差し降り注ぐ7月29日。笑顔あふれる参加者が夏野菜が広がる農場に集まりました。午前と午後の部、合計24名の参加者でたいへんな賑わい。これから始まる講座にみなさん興味津々です。
知らない野菜を収穫できる?
帽子や手袋をしっかり装着し、畑での野菜収穫から教室はスタート。会場のヤサイな仲間たちファームでは旬の野菜を楽しめる収穫体験を実施しています。軍手やはさみ、麦わら帽子などが用意されているので手ぶらできても安心ですね。(高温や荒天等で収穫体験が実施されない場合もありますので、ご注意下さい。)
今回はナス類やピーマンの仲間などの夏野菜の収穫しました。珍しい白いナスや激辛唐辛子パラペーニョ、面白い色と形のバナナピーマンなどに皆さん大興奮!
「暑くて野菜収穫はちょっと…」と言っていた参加者も、ノリノリでなすを収穫。大人も子供も収穫って楽しいですよね。
深谷はオイの産地?
いよいよ本題!李さんによるオイキムチの漬け方教室の始まりです。今回は自分で作ったものをお持ち帰りするので、皆さん真剣な顔でお話を聞いていました。オイキムチの「オイ」とは韓国語できゅうりのことって知ってましたか?そして、深谷市はきゅうりの産地。フレッシュなきゅうりが手に入る場所なんですよ。地元で採れた新鮮なきゅうりを使って夏にぴったりなキムチを作ります。今回は珍しい白いきゅうり「ホワイティ」も使って漬けていきます。どんな仕上がりになるのでしょうか?最初にきゅうりをカット、塩を加えて一休み。「オイキムチ漬けのポイントはきゅうりの水分をしっかり出すこと。簡単な工程でも、作る手順や材料の見極めでおいしさが決まります。」と李さん。長年作ってきたからこそわかるコツを聞けるのもリアルな教室ならではです。丁寧なレクチャーで参加者の手もサクサク進みます。
夏の食卓に「水キムチ」と「ナムル」
オイキムチを作っている合間、李さんから「水キムチ」のサービス。水キムチとは野菜を漬け汁に漬け込んで、発酵させた汁を飲む白いキムチ。李さんはおうちで作って夏バテ予防に常飲しているのだとか。一口いただくと、ほどよい発酵味、爽やかな酸味・塩味で暑い時期にぴったりのお味でした。さらに、きゅうりのナムルをご紹介。「ナムルとは和えるという意味。夕食にもう一品足りないわ…というときに作ってほしい料理」と李さん。ささっと完成させたナムルは「無限きゅうり」と名付けたいほど箸が止まらないおいしさでした。
オイキムチの仕上げ ポイントは?
とうとう最後の工程。塩でしっかり水分を出したきゅうりに調味料を加えます。「唐辛子の発色が見極めのポイントよ」と李さんが一人一人のボウルを確認。すでにおいしそうな香りが漂い、「すぐに食べたい」との声が上がる会場。「完成したものは、すぐには食べられませんよ。適切な温度で数日待ってね。しっかり発酵したおいしいキムチ食べて、夏を元気にお過ごし下さい」と。夏野菜と発酵の力で元気に暑さを乗り切れそうな気がした教室でした。参加者からは「簡単でおうちでも作れそう。ぜひきゅうりを買って試してみます。あっ!まずは今日のキムチを楽しみます。」の声や「調理のコツを聞けて良かった。ぜひまた野菜講座を開催してほしい」とのコメントがありました。私も会場でオイキムチを作りました。作ってみると意外と簡単!できあがりが楽しみです。ふかやさいアンバサダーの李さんの講座については昨年大好評だった「白菜キムチ漬け教室」を今冬にも開催予定。開催が決まり次第お知らせしますね。このほかにもベジタブルテーマパークフカヤでは野菜を楽しめるイベントが盛りだくさん。気になる方はこちらをチェック!今回使用したきゅうりや深谷市の野菜「ふかやさい」を使ったふかやさいアンバサダー考案のレシピはこちらをご覧ください。野菜の楽しみ方いろいろ!ベジタブルテーマパークフカヤで野菜をエンジョイして下さいね!