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深谷の歴史ある酒蔵巡り&酒に合うお漬物で漬物酒Bar

深谷市は、歴史ある酒蔵の宝庫!今回は、その中の3つの酒蔵と、お酒に合う漬物を求めてVTPライターの福島玲子が深谷市内を巡ります。どんな酒蔵との出会いがあるのか?ワクワク楽しみです。

COURSE

1日コース(半日コース(3.5時間))

  1. 13:00 昭和の時代を醸し出しているレトロな酒蔵「丸山酒造」
  2. 14:00 創業は江戸末期!渋沢栄一と同じ時代を歩んできた歴史ある酒蔵「藤橋藤三郎商店」
  3. 15:00 時代劇に出てきそうな趣ある酒蔵「滝澤酒造」
  4. 16:00 日本から世界へ広がる漬物卸問屋「マルツ食品株式会社」で日本酒に合う最高のおつまみをゲット
  5. 16:30 帰路へ

13:00 昭和の時代を醸し出しているレトロな酒蔵「丸山酒造」

まずは、群馬県に近い横瀬にある丸山酒造へやってきました。


緑多く静かな街並みのゆっくりとした時間の流れを感じながら店内へ入って行くと優しそうな当主さんが迎えてくださいました。



昭和の趣ある店内に懐かしさを感じます。入り口には渋沢栄一翁のポスターに大きな『金大星』の樽。

お酒のほかに駄菓子や調味料なども販売しています。近所の子供たちや買い物に出られない高齢の方々のためにコミュニケーションの場として活用できるよう、様々なものが置かれていました。


店舗裏には、今も現役で日本酒を仕込んでいる蔵や煙突が建っています。こちらはテレビや映画撮影のロケ地にも使われたことがあるそうです。


たくさんのラインナップの中から当主オススメの1本を購入。味は、「柔らかく口当たりがよく香り高いお酒」。

どんなお料理に合うかしら?想像しながら次の酒蔵へ向かいます。

INFORMATION

丸山酒店

住所 埼玉県深谷市横瀬1323

営業時間  10:0012:00 / 13:3017:00

電話        048-587-2144

FAX        048-587-2988

ホームページ        https://www.maruyamasz.com

駐車場 2台

14:00 創業は江戸末期!渋沢栄一と同じ時代を歩んできた歴史ある酒蔵「藤橋藤三郎商店」


次は深谷駅にも近い市街地にある藤橋藤三郎商店へやって来ました。


ここでは仲の良い当主と奥様二人からお話を伺うことができました。


店内は明るく、ついじっくりお酒を見てみたくなる雰囲気です。ふっかちゃんもお出迎え!



大河ドラマ『青天を衝け』の公認商品「渋沢栄一」と「渋沢平九郎」銘柄のお酒もありました。
平九郎は、奥様が大ファンで様々書籍も読みつくされているそうで、ドラマの平九郎のシーンで話が盛り上がっちゃいました。


お店の裏には110年以上前に建てられ、景観重要建造物に指定されている煙突があります。


井戸や蔵も渋沢栄一翁にゆかりのある日本煉瓦製造株式会社の煉瓦を使用して造られています。ここは一見の価値あり!藤橋藤三郎商店へ行ったらぜひ見ていただきたい場所です。


「東白菊」は「辛めに作りさっぱりと流し込むような、のど越しの良いお酒」とのこと。さあこの味にには何が合うかしら?またまた考えながら次の酒蔵へ行ってきます。

INFORMATION

藤橋藤三郎商店

住所     埼玉県深谷市仲町4-10

TEL 048-571-0136

FAX 048-571-0638

営業時間 8:0019:00(日曜休)

ホームページ http://fujihashi.fcciweb.jp/ 

駐車場 7

15:00 時代劇に出てきそうな趣ある酒蔵「滝澤酒造」


深谷酒蔵めぐり、ラストは「滝澤酒造」にやってきました。
旧中山道に面して建ち、古き良き時代を感じる建物です。ここでは、4年連続全国新酒鑑評会にて金賞を受賞した「菊泉」などを造っています。


店舗の中に入ると、昔の酒蔵で使用していたという酒瓶を洗う流し場もあり、物珍しさにゆっくり一つ一つを拝見させていただきました。


震災や戦争での銃撃に耐え、そびえたっている高さ20メートルの煙突。


古き良き時代を大切にしつつ、新しいものにもチャレンジしている店主さん。近年では、世界的なワインの品評会である「インターナショナルワインチャレンジ」のSAKE部門に、世界初のお米だけでできた純米発砲ロゼ「ひとすじロゼ」が最高の栄誉である「トロフィー」を受賞しました。

「菊泉」は、「料理の邪魔をしないすっきりとしたきれいな味」と教えていただきました。

さあ、蔵を三つ巡ってきたので、今度は日本酒に合う漬物を探しにマルツ食品株式会社さんへ行ってきます。どんな漬物が合うかしら?

考えているだけでも夜の一杯が楽しみです!

INFORMATION

滝澤酒造株式会社

住所 埼玉県深谷市田所町9-20

TEL 048-571-0267

FAX 048-571-2248

ホームページ https://kikuizumi.jp/ 

駐車場 4台

16:00 日本から世界へ広がる漬物卸問屋「マルツ食品株式会社」で日本酒に合う最高のおつまみをゲット


酒のおつまみにぴったりの漬物を求めて、マルツ食品「発酵食品の館」にやってきました。


ここではマルツ食品 鶴田さんに案内していただきます。


こちらが、漬物を作る作業エリア。大きな樽が奥に見えます。「ここに住んでいる菌が何よりも漬物つくりに大切なんですよ。」とお話を聞き、歴史を感じながら見学させていただきました。


お店の中は、ねぎの一本漬けをはじめ、沢庵、奈良漬け、キュウリのピクルス…などなどたくさんあってどれにしようか迷っちゃいます。


今回の購入品です。各酒造で聞いてきたお酒の特徴を参考にして、「やわらかく口当たりが良いお酒」だったられんこんの辛子漬けかな、「さわやかなお酒」には深谷ねぎ麦みそ一本漬けかしら?なんて、飲んでいる時を想像しながら選んでいたらこんなに買っちゃいました。

マルツ食品さんでは、漬物とお酒とのコラボイベントも実施。漬物をフランス料理のシェフがおしゃれにアレンジし、深谷の酒蔵さんからの清酒とともにいただく「漬物酒BAR」。お料理ごとにピッタリのお酒を選び、それぞれのお料理の味を生かすお酒との出会いがあったそうです。

INFORMATION

マルツ食品株式会社「発酵食品の館」

住所  埼玉県深谷市岡部1974-5

TEL 048-585-3380

FAX 048-585-4893

駐車場  休日20台

平日 4台

16:30 帰路へ

今回は、深谷の酒蔵を巡り日本酒についてそれぞれの当主からたっぷりお話を伺いました。

一言で日本酒と言っても様々な味があり歴史があり、作り手の思いが詰まっていることを知り日本酒の奥深さを感じました。その日本酒にあった漬物を選び料理する楽しみ、食する楽しみを多くの方々と共有できる時が来ますように。まずは、本日帰ってからいただく日本酒と漬物のマリアージュを想像しながら、気を付けて帰宅します。

取材・執筆:ふかやさいアンバサダー VTPライター  福島玲子さん

COURSE MAP

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野菜の楽しさに
何度も訪れたくなるまちへ。

肥沃な土地とお日様のチカラに恵まれ、全国有数の野菜・農業のまちとして知られる、ここ埼玉県深谷市。ベジタブルテーマパーク フカヤは、『関東の台所』とも呼ばれるこのまち全体を「野菜が楽しめるテーマパーク」に見立て、何度でも訪れたくなる観光地となることを目指しています。

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