【埼玉県深谷市】渋沢栄一ゆかりの地をめぐる観光モデルコース
第60作大河ドラマ「青天を衝け」の主人公である近代日本経済の父・渋沢栄一。その故郷は埼玉県深谷市です。今回は深谷市にある渋沢栄一ゆかりの地を日帰りで巡る観光モデルコースを紹介します。
野菜が楽しめるまち、ベジタブルテーマパークフカヤならではの収穫体験や深谷グルメも楽しみますよ♪
それでは、渋沢栄一ゆかりの地&深谷野菜を巡る旅にでかけましょう!
COURSE
1日コース(約9時間)
09:00 渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館※現在は閉館しています。
まずは「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」へやってきました。
こちらでは大河ドラマ「青天を衝け」で実際に使用された小道具や衣装の展示、メイキング映像の上映、ストーリーやキャスト紹介のパネル等の展示、さらにはセット展示や記念撮影ポイントなど、大河ドラマの世界観を存分に体験できます。
キャストのパネルは撮影可能!!吉沢亮さん演じる渋沢栄一と2ショットが撮れるなんて、これは感激。
深谷大河ドラマ館の鑑賞が終わったら、ドラマ館に併設されている「物産館」でお土産チェック。
野菜のまち「ベジタブルテーマパークフカヤ」ならではの農産物や、渋沢栄一のお土産品などが購入できます。
INFORMATION
渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館
■開設期間/2021.2.16[火]~2022.1.10[月・祝]
■開館時間/9:00〜17:00、最終入館16:30
■料金/大人(18歳以上)800円(640円)、小中・高校生:400円(320円)※未就学児は無料 ※かっこ内は団体割引後(20人以上)の料金
■住所 /埼玉県深谷市仲町20-2
■電話 /048-551-8955(入場券販売管理センター)
詳細やアクセス方法は「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」公式ホームページにてご確認ください。
10:30 尾高惇忠生家
続いては尾高惇忠の生家へ。
大河ドラマ館から約4kmほどのところにあります。
尾高は渋沢栄一の従兄であり、学問の師でもあり、明治維新後は富岡製糸場の初代場長を務めました。
この生家は、江戸時代後期に惇忠の曽祖父が建てたといわれ、惇忠や栄一らが高崎城乗っ取り計画を謀議したと伝わる部屋(非公開)が二階にあります。
INFORMATION
尾高惇忠生家
■アクセス:埼玉県深谷市下手計236 (JR深谷駅からタクシーで約15分)
■見学時間:午前9時から午後5時
■休館日:年末年始 (12月29日~1月3日)
■入館料:無料
■駐車場:有り (大型バス可)
■入場制限:30分あたり30名まで
※団体(10名以上)でご見学の場合HPから事前予約をお願いします。
■解説:毎時10分、40分(お昼と16時を除く)に、中庭で行います。ただし、天候により休止となる場合がございます。
■問合せ:048-587-1100 渋沢栄一記念館
11:00 渋沢栄一記念館
尾高惇忠生家から約800m。渋沢栄一記念館にやってきました。
ここでは渋沢栄一ゆかりの遺墨や写真など、たくさんの資料が展示されています。
そして、本物そっくりの「渋沢栄一アンドロイド」からは経済と道徳の両立が重要であることを説いた「道徳経済合一説」の講義を受けることができます!
声も渋沢の肉声を参考にしているのだとか。まるで本物の渋沢に教えをうけているようです。リアル。。
INFORMATION
渋沢栄一記念館
■アクセス:埼玉県深谷市下手計1204 (JR深谷駅からタクシーで15分)
■開館時間:午前9時~午後5時
※事前予約制(下記リンク「渋沢栄一記念館等の見学予約について」からご予約下さい。)新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、ご理解をお願いいたします。
■休館日:年末年始 (12月29日~1月3日),臨時休館有り(下記リンク「渋沢栄一記念館」からご確認下さい。)
■入館料:無料
■駐車場:有り (大型バス可)
■解説:適宜実施。混雑状況により行えない場合がございます。新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、ご理解・ご協力をお願いします。
■問合せ:048-587-1100 渋沢栄一記念館
■予約:渋沢栄一記念館等の見学予約について
12:00 旧渋沢邸「中の家」
渋沢栄一記念館から約1km、旧渋沢邸「中の家」へ。
天保11年(1840)深谷市の血洗島村(現在の深谷市)の農家生まれた渋沢栄一。幼い頃から家業である藍玉の製造・販売、養蚕を手伝っていました。
主屋は、その渋沢栄一の生誕地に建ち、栄一の妹夫妻によって明治28年(1895)上棟された建物です。
渋沢が多忙な中で帰郷した際に頻繁に立ち寄り、寝泊まりした場所です。
主屋では80歳頃の姿をイメージして制作された和装姿の渋沢栄一アンドロイドがプレ公開されています。(令和3年2月13日(土曜日)~12月26日(日曜日)午前9時30分~午後4時※ただし、天候により公開を停止する場合があります。)
INFORMATION
旧渋沢邸「中の家」
■アクセス:埼玉県深谷市血洗島247-1 (JR深谷駅からタクシーで約20分)
■開館時間:午前9時~午後5時 (入場は午後4時30分までにお願いします。)
■休館日:年末年始 (12月29日~1月3日)
■入館料:無料
■駐車場:有り (大型バス可)
■入場制限:30分あたり75名まで
※団体(10名以上)でご見学の場合HPから事前予約をお願いします。
■解説:適宜実施 混雑状況や天候により対応出来ない場合がございます。
■問合せ:048-587-1100 渋沢栄一記念館
12:45 麺屋忠兵衛で“煮ぼうとう”ランチ
中の家のお隣にある「麺屋忠兵衛 煮ぼうとう店」でランチタイム。
煮ぼうとう専門店です!
歴史を感じ趣のある古民家。渋沢家大番頭さんの家屋だったそう。
じゃーん。こちらが煮ぼうとうです。
煮ぼうとうは、幅広の麺と、深谷ねぎをはじめとした地元深谷の野菜をたっぷり使用して醤油味で煮込んだ、深谷の郷土料理です。
優しい味わいで心までほっこり。渋沢も好んで食べたとか。
店内にはなんと渋沢直筆の掛け軸がありました。大変貴重なものなんですって。
▼店舗詳細記事はこちら!
INFORMATION
麺屋忠兵衛 煮ぼうとう店
■営業時間:11:30~14:00
■休業日:渋沢栄一記念館臨時休室日及び年末年始
■住所:埼玉県深谷市血洗島247-1
■TEL:048-598-2410
※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ各店舗・施設に確認の上、おでかけください。
14:00 “深谷もやし”の収穫体験!
午後は、深谷の野菜を楽しむぞー!
ということで、麺屋忠兵衛から約5.5km、「深谷もやし」を生産する飯塚商店さんにお邪魔します。
こちらでは、生産者の飯塚さんの案内で、豆からもやしになるまでの工程を学びます。(※要予約)
もやしって身近な存在だけど、その成長過程を良く知らないという方も多いのでは?
深谷もやしの原料は「ブラックマッペ」という豆。水だけで育てた細くて長くしなやかで芯が強いもやし。
濃い味わいと、シャキシャキとした歯触り・歯応えが特徴で、料理人にもファンが多いのだとか!
飯塚さんにもやしのことをたくさん教えていただきました!意外と奥が深かったもやし。大変勉強になりました。
さらに自分で袋詰めしたもやしをお土産でいただき大満足。
この深谷もやし、とってもおいしいのです。一度食べると普通のもやしに戻れないかも…!?
▼体験詳細記事はこちら!
INFORMATION
深谷のもやし屋が伝える「デリシャスもやしライブ」
深谷もやしの製造作業を見学。豆からもやしになるまでの工程を学べます。
もやしの収穫体験&もやしのお土産付き!
■ホームページ:https://matt2231.wixsite.com/moyashi
■問い合わせ・参加申し込み先:e-mail: matt2@coffee.ocn.ne.jp
■住所:埼玉県深谷市新井637
■開催日時:毎月第4金曜日14:00~60分程度(要予約)
■参加費(税込):1,000円/人(中学生以上)小学生以下は不可
■参加人数:1~10名様
■参加に必要なもの:帽子、マスク、長靴(あれば)、収穫したもやし1袋(400g/人)を入れるクーラーボックス、保冷剤
■予約締め切り日:開催日の1週間前
■その他:工場内に入りますので動きやすい服装でお越しください。
※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ施設に確認の上、おでかけください。
16:00 「道の駅おかべ」でお買い物
収穫体験の後は、お土産をもとめて「道の駅おかべ」へ。飯塚商店から7km前後です。
道の駅おかべには深谷の名品や生鮮野菜がたくさんあるので楽しいお買い物タイムを過ごせます♪
何を買おうか迷ってしまう…という方は、こちらの記事も参考にしてみてください♪
▼関連記事はこちら!
INFORMATION
道の駅おかべ
■営業時間:農産物直売センター8:30~19:00、ふるさと物産センター7:00~19:00
■定休日:年中無休
■住所:埼玉県深谷市岡688-1
■TEL:048-585-5001
■ホームページ:https://www.michinoeki-okabe.jp/
■Twitter:https://twitter.com/OkabeSns
17:30 「きん藤旅館」で深谷牛&深谷ねぎの贅沢ディナー
お買い物を終え、深谷駅周辺、深谷商店街にやってきました。
旅の締めくくりは、中山道最大の宿場町と言われた深谷で創業190年を迎えた老舗「きん藤旅館」でディナー!道の駅おかべから6km前後です。
歴史あるお宿でいただくのは、深谷を丸ごと堪能できる「深谷牛すき焼きコース」(※要予約)
どどどん!このボリューム!
県外ではなかなかお目にかかれない希少なブランド和牛「深谷牛」に、深谷ねぎ、さらには煮ぼうとうまで、深谷が堪能できる8品が楽しめるお得なコース。
こんなに食べていいんでしょうか!いいんです!でももうお腹がはちきれそうです!!
▼店舗詳細記事はこちら!
20:30 帰路へ
1日を通して深谷をたっぷり観光しました。お腹もいっぱい、お土産もいっぱい。渋沢栄一翁と野菜について学べて充実した1日でした。ぜひ皆様も深谷をぐるりと満喫してみてください~!
深谷市へのアクセス
深谷市は、埼玉県の北部に位置します。車や電車と都心から約1時間半程度で訪れることができます。電車の玄関口はJR高崎線「深谷駅」。レンガ造りの駅舎が特徴です。車の玄関口は関越自動車道「花園インターチェンジ」です。
電車でのアクセス
JR高崎線「深谷駅」下車。
新幹線をご利用の場合は、「熊谷駅」で下車後、高崎線に乗り換えてください。JR高崎線以外では「寄居駅」(秩父鉄道・東武東上線・八高線)で下車後、タクシーをご利用いただくと便利です。
車でのアクセス
【関越自動車道・花園IC下車(市内中心部まで約11km/約20分)】
花園ICで下車、国道140号バイパスを深谷・熊谷方面に進み県道69号を左折し、中心部へ。
【東北自動車道・羽生IC下車(市内中心部まで約30km/約60分)】
羽生ICで下車、国道125号羽生バイパス方面に進み、国道17号熊谷バイパス方面へ。国道17号バイパスに出たら深谷方面に進み、国道17号と合流後、西に直進で中心部へ。
期間限定「渋沢栄一 論語の里 循環バス」が便利
大河ドラマ館の開館期間中(2021.2.16~2022.1.10)、JR深谷駅から徒歩5分の「仲町バス発着所」を起点に、大河ドラマ館はもちろん、渋沢栄一ゆかりの地を巡って楽しめる、特別循環バスが運行されています。
▼詳細はこちらからご確認ください。
「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」公式ホームページ
本記事の情報は2021年3月時点の情報です。最新の情報は店舗・施設に確認の上、おでかけください。
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【PICK UP!】
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COURSE MAP
今回のコースマップはこちら
野菜の楽しさに
何度も訪れたくなるまちへ。
肥沃な土地とお日様のチカラに恵まれ、全国有数の野菜・農業のまちとして知られる、ここ埼玉県深谷市。ベジタブルテーマパーク フカヤは、『関東の台所』とも呼ばれるこのまち全体を「野菜が楽しめるテーマパーク」に見立て、何度でも訪れたくなる観光地となることを目指しています。
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