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「café Le coq(カフェ・ルコック)」で、深谷の野菜と新鮮な卵を使ったメニューに舌鼓

花園インターチェンジから車で15分、ふかや花園プレミアム・アウトレットからは車で10分。緑の木々に囲まれた「café Le coq(カフェ・ルコック)」は、深谷産の新鮮な卵や旬の野菜を使った料理が楽しめるカフェレストランです。地元で愛される同店の魅力を取材しました。

採れたての野菜が味わえる隠れ家カフェ

駐車場から木々に囲まれた小路を歩いてたどり着いた「カフェ・ルコック」。白い外壁が印象的な建物は、音楽ホールとしても使われているのだそう。

店内にはほっと落ち着ける温かい雰囲気が漂っています。2008年にオープンしたこのお店は、かつてベルギーで料理人をしていたという島田さんが店主を務めます。

「息子が生まれたのを機に、妻の実家がある深谷に移住して開業しました。おいしい野菜がたくさん生産されている地域なので、採れたての新鮮な野菜を使って料理ができるのは、料理人にとって嬉しいことだなと感じています」

お客様は地元の方がほとんど。「宣伝をほとんどしていないので、口コミで広めていただきました」と島田さんは話します。

「カフェ・ルコック」という店名は、ベルギーで広く使われているフランス語で「雄鶏」という意味。オーナーが「愛鶏園」という養鶏場を経営していることから名づけられました。

新鮮さが際立つ「たまご飯」と日替わりの絶品デリ

「カフェ・ルコック」の特長のひとつは、そんな愛鶏園の新鮮な卵を使った料理。今回は人気の「たまご飯プレート」(968円)をいただきました。

運ばれてきたのは採れたての生卵とお椀に入った三穀米、卵かけご飯用の醤油、そして本日のデリがおまかせで2品。自分で卵を割って卵かけご飯をつくります。新鮮な卵は風味が濃厚で、ほんのり甘みのある醤油と相性抜群。

もうひとつの人気メニューは、3種のデリと三穀米を盛り合わせた「デリプレート」(1,210円)。今回は「ちょいタイカレー」(220円)をセットにしました。取材時のデリは、「深谷産栗カボチャのマリネ ローズマリー風味」、「沖縄風ゴーヤチャンプルー」、「三元豚のローストポーク サラダ添え」の3つ。内容は日替わりなので、訪れるたびに違った味わいが楽しめます。

「ベルギーでは和食を作っていたこともあり、デリの内容は和食も洋食もあります。地元の農家さんから旬の野菜を仕入れ、そのときどきの食材を見てからどんな料理を作るか決めています。ヘルシー志向の方にも喜んでいただいていますね」と島田さん。

デザートメニューも豊富。「コーヒーゼリーを作ってほしい」というスタッフの声から生まれたという「コーヒーゼリーパフェ」(1,045円)は、当初は夏季限定メニューでしたが、好評のため販売延長となったのだそう。

コーヒーゼリーにはあえて甘さを加えていないため、上に乗ったココナッツアイスやクリームの甘さが加わることで、コーヒー本来の豊かな苦みが引き立ちます。中央部分にはフルーツやグラノーラも入っており、食感や味わいの変化も楽しめる、大人味のパフェに仕上がっています。

「これからも地元の野菜を使い続けていきたいですし、残り野菜の活用など、環境に優しい取り組みにも挑戦したいと考えています。地域に根差した店でありたいですね」と島田さんは話します。

新鮮な食材にこだわった料理で、地元の方に愛されている「カフェ・ルコック」。深谷に訪れた際は、素敵な空間でおいしい食事を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。

※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ各店舗・施設に確認の上、おでかけください。
■取材日:2025/8/21 ■取材・執筆:瀧川美里 ■写真:及川誠

INFORMATION

HALL EGG FARM ×CAFÉ Le Coq

■所在地:埼玉県深谷市櫛挽140-1
■電話番号:048-585-6659
■営業時間:11:00~17:00(14:00~16:30Loアフタヌーンメニュー)
■定休日:毎週水曜日・日曜日
■HP:https://hall-eggfarm.com/

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何度も訪れたくなるまちへ。

肥沃な土地とお日様のチカラに恵まれ、全国有数の野菜・農業のまちとして知られる、ここ埼玉県深谷市。ベジタブルテーマパーク フカヤは、『関東の台所』とも呼ばれるこのまち全体を「野菜が楽しめるテーマパーク」に見立て、何度でも訪れたくなる観光地となることを目指しています。

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