
深谷で愛される「RITOPAN(リトパン)」は大人も子どもも楽しめるパン屋さん
ふかや花園プレミアム・アウトレットから車で約18分のところにある「RITOPAN(リトパン)」は、「大人も子どもも夢中になれる“みんなのパン家(や)”」をコンセプトに掲げた、深谷で人気のパン屋さん。いい香りが満ちる店内で、パンにかける想いやこだわりをお伺いしました。
ナチュラルな雰囲気の店内で、パンの世界にどっぷり

2024年8月にオープンした「RITOPAN」。緑が映える淡いグレーの外観が印象的なパン屋さんです。

店内に足を踏み入れると、パンのいい香りが漂います。白を基調にした居心地のいい空間に、おいしそうなパンがずらり。
「木の素材感やドライフラワーでナチュラルな雰囲気にしました。パンの世界に浸れる空間にしたかったので、壁にもパンの絵を飾っています」と話すのは、店主の鈴木隆士さんです。

かつてはホテルマンやウエディングプランナーといったサービス業に従事していた鈴木さん。「食を通じてお客様にサービスを提供したい」と考えていたところ、縁あって埼玉県行田市のパン屋で働くことになりました。
「パン屋で働き始めたら、結構面白くて。地道な作業が多いところや、日々変化があって飽きずに取り組めるところが自分に合っているなと思いました」
その後8年ほど修行を積み、鈴木さんの地元・深谷で「RITOPAN」を開店しました。
素材と製法にこだわった、幅広いジャンルのパンたち

「どんな好みの方にも楽しんでもらえるように、ハード系、菓子パン、がっつり系など、幅広い種類を揃えるようにしています」と鈴木さん。店内には平日は60~70種類、土日は約80種類のパンが並びます。

一番の売れ筋は、RITOPANの名物になりつつある「塩パン」(120円)。北海道産の「キタノカオリ」、埼玉県産の「ハナマンテン」、フランスパン用の「リスドール」という3種類の小麦粉を独自に配合し、北海道産の有塩バターとフランス産の塩を使って作られた、こだわり満載の一品です。外はサクッと、中はもっちりソフトな食感で、塩味がいいアクセントになっています。

お惣菜系ではパニーニが人気。食パン用の生地を使うことで、もっちりとした食感とほのかな甘みを出しています。3種類ある中でも「ベーコンとポテトとバジルソース」(写真左・330円)は、イタリアンな味わい。チーズのカリカリとした食感も楽しめます。
「クロワッサンbebe(べべ)」(写真右・240円)は、作る過程で赤ちゃんのように繊細に接していることから、フランス語で赤ちゃんを意味する「bebe」と名付けられたクロワッサン。国産バターを3日間かけて丁寧に織り込み、外はさっくり、中はもちっと仕上げています。

「明太子バケット」(330円)に使用しているのは、埼玉県産の小麦粉「ハナマンテン」を100%使用した食べごたえのあるバケット。博多の明太子メーカー「かねふく」の明太子とマヨネーズ、バター、昆布茶を配合した自家製フィリングがじゅわっと染みこみ、ほのかな辛味と濃厚なコクがくせになる味わいです。

ひときわユニークなのが、透明なパックに入った「焼きそばパン」(290円)。自家製ソースで味付けした焼きそばが、コッペパンからはみ出すほどたっぷり詰め込まれています。
「『これは焼きそばなの?』とお客様に聞かれて、『下にパンが入ってるんです』と答えると、みなさん驚かれます」と鈴木さん。この焼きそばパンをアレンジした「お箸で食べる焼きそばパン〜深谷産とうもろこしを添えて」で、2025年にはVEGE-1グランプリを受賞しました。
大人も子どももワクワクできるパン屋を目指して
「RITOPAN」のコンセプトは「大人も子どもも夢中になれる“みんなのパン家(や)”」。すべての世代の方に気軽に訪れてほしいという思いが込められています。

そうした思いから生まれたのが、店内のキッズスペース。お店に入ってすぐ、パン売り場の手前にある小さな出入口をくぐると、ベンチや絵本のある空間が広がります。

「キッズスペースを作ることによって、お子様がその中で本を読んだり遊んだりしている間に、保護者の方はじっくりとパンが選べる。そんな環境を作りたいなと思いました」と鈴木さん。
壁面にはお客様からのメッセージが貼られており、お子様も保護者の方も、みんなが楽しめるパン屋であることが伝わってきました。
「日常の中にひとつワクワクできるものがあればいいな、そしてそれがパンだったらいいなと思います。あとは、『深谷にRITOPANがあってよかった』と言ってもらえるようなお店になれたら。少しでも地元への恩返しになっていたらいいなと思います」
大人も子どももワクワクできる空間に、素敵なパンがあふれるお店でした。深谷でおいしいパンに出会いたいとき、ぜひ「RITOPAN」を訪れてみてください。
■取材日:2026/7/2 ■取材・執筆:瀧川美里 ■写真:及川誠
INFORMATION
RITOPAN(リトパン)
■所在地:埼玉県深谷市上柴町東3-21-29
■電話番号:048-511-3671
■定休日:月曜日、火曜日
■営業時間:8:00~16:00
■Instagram:https://www.instagram.com/ritopan_2024
※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ各店舗・施設に確認の上、おでかけください。
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