生きた乳酸菌で腸活美人!冬の深谷野菜でキムチ作り体験
深谷市内の飲食店・フクフル食堂で開催された「白菜キムチ漬け体験講座」へ参加して来ました。講師は野菜ソムリエでふかやさいアンバサダーの李美栄さんです。
10年前から「キムチ漬け体験講座」を開かれており、毎年すぐに埋まってしまう大人気講座だそう!期待で胸が高鳴ります。
李先生いわく、キムチは米国のヘルスマガジン誌で「世界5大健康食品」のひとつに選ばれた健康食品で、生きたまま腸まで届く植物性乳酸菌をたっぷり含み、発酵の過程で、乳酸菌の数とビタミン類が増えていくそうです。キムチって凄いなぁ!まさに「生きた健康食品」ですね!参加者の皆さまも真剣にメモを取ります。
いよいよ李先生のデモンストレーションです。まずは材料の説明から。白菜、大根、ねぎ、粉唐辛子、ニンニク、生姜などの野菜に加えてりんご、アミやイカの塩辛などが入ります。白菜と大根は地元深谷市の力丸農園さんが、このキムチ講座のために育てたもの。さすが野菜が楽しめるまち・深谷ならではの講座ですね!白菜キムチは2日がかりの作業。まずは白菜を塩漬けにしますが前日に仕込んでくれています。ヤンニョム(合わせ調味料)を作っていきます。
粉唐辛子で味が決まるので、ここはケチらず一番高い粗挽き唐辛子を使うのがポイント。千切りにした大根やねぎを混ぜ合わせていきます。
しっかり混ぜ込んでいきます。すると唐辛子の赤が発色して艶やかな仕上がりに!すでに美味しそうですね!一通りレクチャーを受けた後は、いよいよ実習です。
白菜の塩漬けを水洗いし、水気を絞ります。ここでしっかり水気を絞らないと、水っぽくなっちゃうので力を込めてぎゅっと絞ります。
お次は、ヤンミョムを一枚一枚丁寧に塗り込んでいきます。
私も真剣に塗り込み中。「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ・・・」と心を込めながら、穏やかな気持ちでやると美味しく仕上がるそうです。
丸めたら容器に入れ込みます。
完成しました〜〜!先生と一緒に記念写真。1/2株もお持ち帰りできます。デパ地下で買ったら結構な額になる量です。
実習が終わったらティータイム。フクフル食堂のオーナーから酒粕のパウンドケーキとプリンが振舞われました。
キムチ作りを通して連帯感が生まれ、参加者同士で会話も弾みます。
ここで李先生から重要なお知らせが!「キムチは漬けてもすぐには食べられません!」常温で発酵させてから冷蔵庫で保管。季節や気温によって異なりますが、「冬場だと3週間は待つべし」とのこと。はやる気持ちを抑えて、ようやく食べ頃になったキムチがこちら!
待った分だけ愛しさが増しつつ、いざ実食!食感が違う!円やかな辛味の奥にしっかりした旨味が。白菜と大根の甘みを感じます。深谷野菜のポテンシャルと発酵パワー、手作りキムチの美味しさにノックアウトです。
深谷市内の直売所で購入した野菜+キムチでお料理を作ってみました。大根はキムチ講座のお土産・力丸農園の大根です。
【キムチ豆乳鍋】
力丸農園の大根と深谷ねぎが甘〜い!深谷もやしから出る旨味とキムチの辛味で深みのあるスープに。体もポカポカです。
【深谷野菜のキムチーズ焼き】
根菜の甘さをキムチの辛みがひき立ててくれます。李先生は、毎日ご主人と2人で、白菜1/4は食べているとか。レシピも生徒さんが再現しやすいよう、簡略化したり調味料を変えたりと毎年マイナーチェンジを繰り返し、日々進化しているそうです。リピート率が高い大人気講座というのも納得ですね。
そのまま食べてもよし、料理に使ってもよし!深谷まで足を運んだ甲斐がありました!日々進化する李さんの白菜キムチ漬け体験講座、次の開催は来年になりますが、気になる方はベジタブルパークフカヤのイベントページをチェックしてくださいね!
執筆:ふかやさいアンバサダー 知久 幸子さん
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肥沃な土地とお日様のチカラに恵まれ、全国有数の野菜・農業のまちとして知られる、ここ埼玉県深谷市。ベジタブルテーマパーク フカヤは、『関東の台所』とも呼ばれるこのまち全体を「野菜が楽しめるテーマパーク」に見立て、何度でも訪れたくなる観光地となることを目指しています。
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