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深谷「豊土の里農園」は、7代続く農家が手掛ける農園×古民家カフェ

古くから農業都市として栄えてきたまち、深谷。まちのあちこちに代々農業を営む方の立派な家が点在しています。中には古民家を改装してユニークな取り組みをしているところも。今回は、ふかやさいアンバサダーの福島が、100年以上続く農家さんの古民家を改装し、農園とカフェを営む「豊土の里農園」を訪れました。

古民家がカフェに変身!やさしい雰囲気に包まれる空間


国道17号線深谷バイパスから県道日光街道をどんどん進んでいくと、「畑toKitchen Café」の看板、そして趣のある白壁の蔵に瓦屋根の入り口が現れます。ここに、7代続く農家が手掛ける「豊土の里」はあります。


あふれんばかりの巨木に囲まれた瓦屋根の入り口には大きなのれん。のれんにはオーナーがデザインしたお店のロゴが描かれています。ロゴは、オーナーの家紋をかたどっており、周りの小さな丸はこの地発祥の深谷ねぎを表しねぎの断面図で囲まれています。中央の「豊」と言う文字は、口角が上がってにっこりと笑っている姿を表現。野菜たっぷりで多くの方がにこやかになるカフェを表現しているのではないでしょうか。


かつてお蚕の研究施設だった場所を改装してつくられた「畑 to Kitchen Cafe」。歴史を感じる立派な建物です。


お庭には大きなパラソルを広げたテラス席としっとり落ちついたお席もご用意されています。


すだれをくぐると、豊土の里で採れた新鮮野菜が販売されていました。


早速中に入ると、古民家そのものの良さを活かした店内のようすに心落ち着きます。三角屋根まで吹き抜けの壁には、可愛い時計が。
かなりの年代物のように見えますが、今の時刻をしっかりと刻んでいます。


木のぬくもりのやさしさが感じられるテーブルとカウンター。なんとこちらは手作りだそうです。
そしてその先には…


囲炉裏のあるお部屋。ふわふわのソファーで囲炉裏を囲う、まさに和洋折衷の空間。足を下ろして座れるので、のんびりリラックスモードで時の流れを忘れてしまうほど居心地の良いスペースです。

農園で採れたふかやさいたっぷりの贅沢ランチ!



メインは、野菜!!豊土の里農園で採れた野菜をすべて使いそれだけでは足らないものに対して近隣の生産者さんから野菜を購入しています。

野菜がたっぷりトマトのピクルス・キュウリの浅漬け。
この日は、サーモンとピーマンの肉詰めなどもありました。
スープにご飯・デザートまで大満足なランチプレートです。
調理はオーナーの奥様が担当。体によく優しい味付けでした。


溶岩石窯で焼き上げたピザも人気です。フルーツピザもあり、デザートにピッタリです。

食後には自家焙煎のコーヒーを堪能


珈琲をいただくと喉元から香るほのかな苦み、豆の香りが生きている後味。ぜひ皆様にもこの風味を味わっていただきたい。

珈琲豆の焙煎もこだわっています。約400gの豆を2時間ほどかけてゆっくりと焙煎しています。
また、焙煎したては、味に角が立つ。日が経ちすぎると油が浮き出て風味を失う。
焙煎して3日目の豆が最も飲み頃と考えて時間をかけて提供されるこだわりの一品です。


こだわりは豆だけでなく、お湯にも。
この窯でお湯を沸かし続け、それをコーヒーなどに使っています。
コーヒーといえばケトルのイメージが強いですが、
窯で沸かせたお湯というのもまた風情があります。

隣ではご飯が炊かれています。
窯で炊かれたご飯はおこげがついておいしいんですよね。
窯の湯気がもうもうと出ていて、見ているだけで気持ちが落ち着きます。

7代続く農家に歴史あり。豊土の里ができるまでとこれから


こちらが7代目にあたるオーナーの川田さん。なんと現役のデザイナーさんであり、かつ毎日店頭に立つという
とてもお忙しい中、優しい表情で取材に応じてくださいました。


養蚕業も盛んだった深谷の地でかつて蚕の研究を行っていた4代目の信太郎氏。蚕は、冷害や病害虫に弱く死んでしまうことが多くあり、そのたびに農家の方の借金が膨らんでいきます。それを助けたいと思った信太郎氏は、息子をドイツに留学させ、バイオテクノロジーを学び冷害と病害虫に強い蚕の生産に成功しました。帰国後、その研究結果を無償にて多くの方に伝えて蚕の生産がますます栄えていったそう。

その功績をたたえた記念碑が、エントランスの横に立っています。

時は流れ、農家の7代目の長男として、川田さんは、農家の跡取りだが、デザイナーとしての仕事もあるので、農家を継ぐことは難しいという状況にあり、自分に何ができるのか、と自問する日々が続いたそうです。

以前から計画はしていたものの、お父様の死をきっかけに自分なりの農家の継ぎ方を改めて考え、豊土の里を立ち上げたのだそう。
「農園を中心としたコミュニティ作りを大切にしたい」という川田さんの想いのもと、その拠点としてカフェを運営し、農園では肥沃な土を活かしてファミリー農園として貸農園を運営します。また、最近整理をしたという蔵を活用して近いうちに民泊を始めたい、と新事業にも前のめり。まだまだ豊土の里から目が離せません。


帰りに農園も拝見させていただいたところ、農園担当の川田さんの義理のお兄様がいらっしゃいました。実は、先ほどのコーヒー焙煎へのこだわりも、お兄様のこだわりなんだとか。

オーナー、奥様、そして義理のお兄様、みんなが同じ方向を向き、地域に貢献したいという思いで豊土の里農園ができているのだな、と感じました。

“豊里の地で豊かな土がある里”=豊土の里農園。これからも楽しみにしております。

執筆:ふかやさいアンバサダー 福島 玲子さん

 

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INFORMATION

豊土の里農園 「畑 to Kitchen Cafe」

■店舗営業:10301700

ランチタイム:10:001400(予約優先)

カフェタイム:14301700

エンジョイタイム:毎週金曜・土曜18002100

■休業日:水曜日 木曜日 年始年末
■住所:〒366-0018 埼玉県深谷市成塚231
TEL:070-8594-2301
■駐車場:10台
HPhttps://toyoto.co.jp/

※営業時間や定休日、金額などの掲載情報は変更になる場合がございます。あらかじめ各店舗・施設に確認の上、おでかけください。

野菜の楽しさに
何度も訪れたくなるまちへ。

肥沃な土地とお日様のチカラに恵まれ、全国有数の野菜・農業のまちとして知られる、ここ埼玉県深谷市。ベジタブルテーマパーク フカヤは、『関東の台所』とも呼ばれるこのまち全体を「野菜が楽しめるテーマパーク」に見立て、何度でも訪れたくなる観光地となることを目指しています。

深谷へのアクセスはこちら
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